2021年4月30日 / 最終更新日時 : 2022年12月27日 wpmaster オンラインコース|Vol. 2 オンラインコース 3-2 本編(31:25) 6. 後編:サイナスアプローチトラブルシューティング ~ こんなときどうするの?~上顎洞炎への対処法 他 現在配信中です。 ※ オンラインコース 受講者 アンケートのお願い この度はオンラインコースにお申し込みいただき誠にありがとうございます。弊社では今後のサービス向上のため、アンケートを実施しております。ぜひご協力をいただけますようお願いいたします。 “オンラインコース 3-2 本編(31:25)” に対して5件のコメントがあります。 桐野 美孝 より: 2021年5月21日 11:25 PM 高橋先生の高いレベルの臨床と失敗も含めてオープンな内容の講義に、時間がたつのも忘れて拝聴しました。技術だけでなく優れた医療人としての臨床も見せていただきました。私が少しでも先生の臨床に近づけるように努力していきたいと思っています。 返信 高橋恭久 より: 2021年5月24日 9:17 AM 桐野先生 大変嬉しいメッセージを頂きとても嬉しいです。 自分が経験した失敗は、少しでも皆様に経験して欲しくないですね〜。その失敗を次の成功のために、シェアできたら有り難いです。ありがとうございます。 高橋恭久 返信 鶴見文夫 より: 2021年5月23日 7:00 PM 今回も大変貴重なご講演ありがとうございました。恥ずかしながらハンカチーフ法は知らなかったため大変勉強になりました。さて、上顎洞粘膜穿孔が大きく閉創することによりウインドウ部の骨の再生はまず望めないことはわかりましたが、例えばサイトランスエラシールドのような吸収期間が長いメンブレンをチタンピンなどで固定し閉創した場合、やはり骨再生は望めないでしょうか。また、術後の上顎洞炎でマクロライド系抗菌薬を長期投与する場合は耳鼻科でのマクロライド少量長期療法のように通常量の半量での投与となるのでしょうか。さらに、急性期にはマクロライド系抗菌薬の投与前にペニシリン系抗菌薬などの投与は有効でしょうか。また、上顎洞穿刺洗浄は上顎洞炎が判明した時点ですぐに行ってよいでしょうか。サイナスリフトの経験が少なく、また勉強不足もあり誤った質問もあるかもしれませんが、ご教授いただければ幸いです。最後に高橋先生の包み隠さない多様な症例を見せていただき大変ありがとうございました。また、先生の困難な症例に対する粘り強い診療姿勢は本当に素晴らしいと思いました。今回の一連のご講演ありがとうございました。 返信 高橋恭久 より: 2021年5月24日 10:43 AM 鶴見先生、今回もご視聴、ご質問ありがとうございます。まず、サイナスウィンドウの骨再生に関して、吸収期間の長いメンブレンを使用して骨再生するかどうかですが、チタンメッシュを用いればシュナイダー膜と口腔粘膜との癒着は防げるかもしれません。吸収期間の長いメンブレンを用いても例えば吸収期間6か月と長いものでもその期間の中でウィンドウの骨再生が促せるかどうか難しいような気がしています。ただし、メンブレンを置かないよりも置いた方が良いと思います。ウィンドウの骨が再生される場合は、ウィンドウの薄い周囲骨が周りから徐々に小さくなるかたちで再生されてゆくはずなので、ウィンドウ全体の大きさを埋めるだけの骨芽細胞の働きがどこまで促されるのか。。あくまで想像の範疇ですが、難しいかもですね。また、上顎洞炎への投薬ですが、最初期に殺菌的、抗菌スペクトルの広いセフェム、ペニシリン系を数日間、慢性上顎洞炎に移行した場合はニューマクロライド系のクラリスロマイシンやロキソマイシンなど、2か月など長期になる場合は半量などにして使用するのも良いと思います。そりから洞内洗浄ですが、術後3週時点で上顎洞炎の疑いがある場合にその時点から一週間ごとに行うと良いと思います。 長期間にわたりご視聴いただきありがとうございました。先生のこれからのご診療の少しのお役に立てられましたら、大変嬉しく思います。今後とも宜しくお願いします。ありがとうございました。 返信 高橋恭久 より: 2021年5月24日 10:43 AM 鶴見先生、今回もご視聴、ご質問ありがとうございます。まず、サイナスウィンドウの骨再生に関して、吸収期間の長いメンブレンを使用して骨再生するかどうかですが、チタンメッシュを用いればシュナイダー膜と口腔粘膜との癒着は防げるかもしれません。吸収期間の長いメンブレンを用いても例えば吸収期間6か月と長いものでもその期間の中でウィンドウの骨再生が促せるかどうか難しいような気がしています。ただし、メンブレンを置かないよりも置いた方が良いと思います。ウィンドウの骨が再生される場合は、ウィンドウの薄い周囲骨が周りから徐々に小さくなるかたちで再生されてゆくはずなので、ウィンドウ全体の大きさを埋めるだけの骨芽細胞の働きがどこまで促されるのか。。あくまで想像の範疇ですが、難しいかもですね。また、上顎洞炎への投薬ですが、最初期に殺菌的、抗菌スペクトルの広いセフェム、ペニシリン系を数日間、慢性上顎洞炎に移行した場合はニューマクロライド系のクラリスロマイシンやロキソマイシンなど、2か月など長期になる場合は半量などにして使用するのも良いと思います。そりから洞内洗浄ですが、術後3週時点で上顎洞炎の疑いがある場合にその時点から一週間ごとに行うと良いと思います。 長期間にわたりご視聴いただきありがとうございました。先生のこれからのご診療の少しのお役に立てられましたら、大変嬉しく思います。今後とも宜しくお願いします。ありがとうございました。 返信 ご意見・ご質問はこちらにご記入ください コメントをキャンセルコメント * 名前 メール コメントに返信があったらメールで通知する。 Δ
高橋先生の高いレベルの臨床と失敗も含めてオープンな内容の講義に、時間がたつのも忘れて拝聴しました。技術だけでなく優れた医療人としての臨床も見せていただきました。私が少しでも先生の臨床に近づけるように努力していきたいと思っています。
桐野先生
大変嬉しいメッセージを頂きとても嬉しいです。
自分が経験した失敗は、少しでも皆様に経験して欲しくないですね〜。その失敗を次の成功のために、シェアできたら有り難いです。ありがとうございます。
高橋恭久
今回も大変貴重なご講演ありがとうございました。恥ずかしながらハンカチーフ法は知らなかったため大変勉強になりました。さて、上顎洞粘膜穿孔が大きく閉創することによりウインドウ部の骨の再生はまず望めないことはわかりましたが、例えばサイトランスエラシールドのような吸収期間が長いメンブレンをチタンピンなどで固定し閉創した場合、やはり骨再生は望めないでしょうか。また、術後の上顎洞炎でマクロライド系抗菌薬を長期投与する場合は耳鼻科でのマクロライド少量長期療法のように通常量の半量での投与となるのでしょうか。さらに、急性期にはマクロライド系抗菌薬の投与前にペニシリン系抗菌薬などの投与は有効でしょうか。また、上顎洞穿刺洗浄は上顎洞炎が判明した時点ですぐに行ってよいでしょうか。サイナスリフトの経験が少なく、また勉強不足もあり誤った質問もあるかもしれませんが、ご教授いただければ幸いです。最後に高橋先生の包み隠さない多様な症例を見せていただき大変ありがとうございました。また、先生の困難な症例に対する粘り強い診療姿勢は本当に素晴らしいと思いました。今回の一連のご講演ありがとうございました。
鶴見先生、今回もご視聴、ご質問ありがとうございます。まず、サイナスウィンドウの骨再生に関して、吸収期間の長いメンブレンを使用して骨再生するかどうかですが、チタンメッシュを用いればシュナイダー膜と口腔粘膜との癒着は防げるかもしれません。吸収期間の長いメンブレンを用いても例えば吸収期間6か月と長いものでもその期間の中でウィンドウの骨再生が促せるかどうか難しいような気がしています。ただし、メンブレンを置かないよりも置いた方が良いと思います。ウィンドウの骨が再生される場合は、ウィンドウの薄い周囲骨が周りから徐々に小さくなるかたちで再生されてゆくはずなので、ウィンドウ全体の大きさを埋めるだけの骨芽細胞の働きがどこまで促されるのか。。あくまで想像の範疇ですが、難しいかもですね。また、上顎洞炎への投薬ですが、最初期に殺菌的、抗菌スペクトルの広いセフェム、ペニシリン系を数日間、慢性上顎洞炎に移行した場合はニューマクロライド系のクラリスロマイシンやロキソマイシンなど、2か月など長期になる場合は半量などにして使用するのも良いと思います。そりから洞内洗浄ですが、術後3週時点で上顎洞炎の疑いがある場合にその時点から一週間ごとに行うと良いと思います。
長期間にわたりご視聴いただきありがとうございました。先生のこれからのご診療の少しのお役に立てられましたら、大変嬉しく思います。今後とも宜しくお願いします。ありがとうございました。
鶴見先生、今回もご視聴、ご質問ありがとうございます。まず、サイナスウィンドウの骨再生に関して、吸収期間の長いメンブレンを使用して骨再生するかどうかですが、チタンメッシュを用いればシュナイダー膜と口腔粘膜との癒着は防げるかもしれません。吸収期間の長いメンブレンを用いても例えば吸収期間6か月と長いものでもその期間の中でウィンドウの骨再生が促せるかどうか難しいような気がしています。ただし、メンブレンを置かないよりも置いた方が良いと思います。ウィンドウの骨が再生される場合は、ウィンドウの薄い周囲骨が周りから徐々に小さくなるかたちで再生されてゆくはずなので、ウィンドウ全体の大きさを埋めるだけの骨芽細胞の働きがどこまで促されるのか。。あくまで想像の範疇ですが、難しいかもですね。また、上顎洞炎への投薬ですが、最初期に殺菌的、抗菌スペクトルの広いセフェム、ペニシリン系を数日間、慢性上顎洞炎に移行した場合はニューマクロライド系のクラリスロマイシンやロキソマイシンなど、2か月など長期になる場合は半量などにして使用するのも良いと思います。そりから洞内洗浄ですが、術後3週時点で上顎洞炎の疑いがある場合にその時点から一週間ごとに行うと良いと思います。
長期間にわたりご視聴いただきありがとうございました。先生のこれからのご診療の少しのお役に立てられましたら、大変嬉しく思います。今後とも宜しくお願いします。ありがとうございました。